健康保険組合とは

健康保険の目的

健康保険は、会社や事業所で働く人々(その家族も含む)が、ケガや病気をしたときに必要な医療費や手当金等を支給して、生活上の不安を少しでもなくすことを目的とした制度です。
そのための財源は、従業員と事業主が出し合っており、これを「保険料」といいます。
つまり健康保険は、相互扶助の精神により、お互いに助け合う制度です。

健康保険組合

健康保険組合は、健康保険の仕事を行う公法人です。常時700人以上の従業員がいる事業所や同種・同業で3,000人以上従業員が集まる事業所が、厚生労働大臣の認可を得て設立することができます。

雪の聖母会健康保険組合は平成20年12月1日に設立されました。

医療保険の種類

我が国は「国民皆保険」といって、すべての国民がいずれかの医療保険の被保険者(本人)または被扶養者(家族)になります。

職場で加入する医療保険
  • 健康保険組合(組合管掌健康保険)
  • 協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)
  • 共済組合・共済制度(国家公務員、地方公務員、私学教員)
  • 船員保険
地域住民が加入する医療保険
  • 国民健康保険(自営業、自由業、農林業 等)

健康保険組合だからできること

  1. 組合員の状況に応じて自主的な運営ができる
  2. プラスαの給付金を支給できる
  3. 独自の健康づくり事業が展開できる
  4. 財務状況に応じて保険料を自主設定できる

健康保険組合の事業

保険給付~医療給付を中心に~

被保険者や被扶養者の病気やけが、傷病による休業、出産、死亡などに対して、医療費の負担や各種給付金を支給しています。

保健事業~健康づくりのために~

被保険者や被扶養者の「健康づくり」をサポートするための各種事業です。
健康情報の提供、病気の予防を目的とした各種健診など、さまざまな事業を行っています。

健保のしくみ
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